カーペットと健康

日々の生活にカーペットを取り入れることで
健康的で安心、安全な暮らしを実現しましょう

お部屋全体を柔らかで快適な空間にすることで、
家族みんなが笑顔になれる住環境が整います。
カーペットで豊かな毎日を始めてみませんか?

空中に浮遊させにくくする効果があります

カーペットは「ホコリ」が心配だというご意見があります。
確かに、フローリングなどはホコリを拭き取ることはできますが、すぐに空中に舞い上がってしまいます。引っ越しの際などにソファを動かすとびっくりするほどホコリがたまっていたという経験をした人も多いでしょう。
一方、カーペットはフローリングなどではできない「ホコリを取り込む」特性があります。カーペットを敷いていれば、ホコリはパイル繊維の内部に取り込まれ室内の「ホコリっぽさ」を軽減し、室内空気環境の改善に役立ちます。
ホコリを取り込む特性を活かし、デパートの貴金属売り場ではカーペットがよく敷かれております。これは貴金属にホコリがつかないようにするためです。

出典「カーペットはすばらしい」
(日本カーペット工業会)

ダニアレルギーを抑える効果

カーペットにはダニアレルギーを抑える効果があります。かつて「カーペットはダニの温床」としてアレルギー疾患の原因とされる先入観が広がりましたが、近年の研究ではその逆の効果が明らかになっています。
カーペットの繊維内部は、ホコリやダニを取り込むことで、これらのアレルゲンが空中に舞い上がるのを抑える役割を果たします。実際の調査では、カーペットを使用している場合、フローリングに比べて空気中のハウスダスト量が約1/10に減少することが確認されています。この特性により、アレルギー症状の発症リスクが軽減されます。

出典「カーペットはすばらしい」
(日本カーペット工業会)

素足でも温かいカーペット

足の冷えすぎを防ぎ、体に優しい接触温冷感を提供するため、ヒートショックを予防する効果があります。転倒時の衝撃を吸収する能力も高く、高齢者や乳幼児の安全を確保します。これらの特性により、ストれる軽減や感染症のリスクの低減にも寄与します。

サーモグラフィー

手のひらを床材に接触して、5秒後の手のひらの表面温度を色で表現したのが下のサーモグラフィ写真です。赤くなるほど温度が高く、青くなるほど温度が低いことを表しています。ウールカーぺットでは、手のひら全体が赤く暖かいことが分かります。このように、接触温熱感から見てもカーペットは他の床材に比べて優れた値を示しており、まさしくカーペットは住まいにおける暖かさづくりの基本といえます。

出典「カーペットはすばらしい」
(日本カーペット工業会)

カーペットは、足元から心のストレスを和らげるパートナー

足元からくるリラックス効果

カーペットはその柔らかな感触で足裏を包み込むことにより、身体的なリラックス感を促進します。特に素足で歩いた際、カーペットが提供する柔らかさと暖かさは、精神的な安定感を与え、心身の緊張を解きほぐします。

出典「カーペットはすばらしい」
(日本カーペット工業会)

吸音性による静かな空間作り

カーペットの大きな特長のひとつはその吸音性です。硬い床材に比べて、カーペットは音の反響を抑える効果が高く、音のトラブルを減少させます。特に家の中で足音や歩行音を抑えることができるため、静かな環境を作り出します。この静けさは、集中を高めるとともに、ストレスを減少させ、心を落ち着かせる効果があります。

出典「カーペットはすばらしい」
(日本カーペット工業会)